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 第4回:応用バリエーション・その2
「応用バリエーション・その2」は布について、少し基本的なことをご紹介しようと思います。
布を替えて、いろいろつくろう!という場合に参考にしていただければ、と思います。
手芸店へ行って、布を見ているとなんだか目がチカチカして目が回る…、という方はぜひご参考ください。

布にはいろんな種類があります。
  1.素材(綿とか麻とかポリエステルとか)
  2.織り方(ブロードやシーチング、ダブルガーゼなど)
  3.加工(起毛、ウオッシュ、リップル、ワッシャーなど)
  4.色柄(これは見たまんまです)

今回は特に、家庭用ミシンで子ども服やレディスの日常着をつくるのに使いやすい布をご紹介します。
ネットや本で調べると、もっと専門的なことが事細かに書かれていますので、
興味をもたれたら調べてみてくださいね。結構おもしろいですよ。
りんどうももう少しひまができたらぜひきちんと調べてみたいと思っているところです。

1.素材

▲コットン100%の布
初心者の方は間違いなく綿(コットン)がいいです。
綿とポリエステルの混紡(T/C)も使いやすいですが、やや光沢とはりがあり通気性も劣ります。
綿と麻の混紡(F/C)もいいですが、やはり夏物でしょう。少しシャリ感がでます。
コットンをおすすめする理由は、割と安価で、アイロンがききやすく、色柄の種類が豊富で、洗濯がラクチンなこと。
最近では麻も多いですね。ただ、麻は織り目が粗いことが多いので、布目がゆがみやすく決して扱いやすい素材ではありません。「初めて何かつくる」というときはやはり綿をおすすめします。

逆におすすめしないのは、ポリエステルなどの化学繊維。
一般的につるつるとすべるので、ミシンは非常にかけにくいです。りんどうも滅多につかいません。
2.織り方

▲綿100%のシーチング
初心者の方におすすめなのは、ブロードかシーチング。
薄手のブラウスやかばんの裏布などに最適な生地です。
ブロードのほうがシーチングに比べてやや薄手でさらっとしています。
どちらも色柄が豊富で値段もよく似た感じですね。
スカートにするなら、裏地が必要です。パンツには向きません。

▲ツイル
パンツに向くのは、ツイル、カツラギ、デニム(ソフトデニム)などのやや厚手の布。
デニムなら8オンスくらいまでが縫いやすいと思います。(デニムは数が多くなるほど厚くなります。)

▲ダブルガーゼ
あとは、最近人気のダブルガーゼ。
これは本当に人気がありますが、端がほつれやすいので、
長く着たいものをつくるにはきちんと裁ち目かがりのできるロックミシンなどがあったほうがいいです。
織り目が粗いので、水通ししないで少しのりのついた状態で仕立てるのがおすすめです。
これもボトムス(パンツ、スカート)には向きません。

▲コーデュロイ
そして、秋冬素材としておすすめのコーデュロイ。細畝のシャツコーデュロイがおすすめです。
伸縮もほとんどないので、とても扱いやすいのですが、毛並みに上下方向の方向性があるので、
裁断のときは少し注意が必要です。

▲ニット
ニットも最近人気の素材ですね。
「ニットは初心者向きの素材」と書いてあるサイトもあったりしますが、
りんどうは個人的にはそう思いません。
ニットは細かい失敗が目立たないし、かんたんなラインのものがほとんどなので初心者向きというのも分かりますが、
最初はやはり布帛(ニットでない織物)でアイロンでびしびし押さえながらきちきちやっていくのが基本だと思っています。少し上達してから、「ちょっとやってみる」くらいの気持ちでとりかかった方がいいかな、って思います。
3.加工 加工は縫いやすさにはあまり関係ない場合が多いですね…。
ワッシャー(しわ加工)はあまりしわのたくさん入っているものは、
縫うときに伸縮するとつらいので、避けたほうがいいです。
縦方向にはそうでもなくても、横方向にはのびのび…という場合もあるので、触って確認してみるといいです。

4.色柄

▲同系色であわせた例
  (ティアードスカート)
これはもう、自由に選んでください。
ただ、布だけを見た場合、布を作品にした場合、つくったものを着てみた場合、でそれぞれ印象が違います。
できるだけ面積の多い布を、できるなら肩からかけてみるなどして選ぶといいです。

布と布とを組み合わせるときは、
  (1)同系色にする
  (2)一方の柄の中から一色を合わせる
  (3)チェックにチェック、ストライプにストライプを合わせない
     を守ると「大失敗!」がありません。

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